トーテム

2005年4月16日
 昨日までのバタバタっぷりがウソのように静かな休日。惰性でデュマスに興じる私を誰が責められようか。
 ということで生物による環境コントロールの楽しさは、呪文を連打するタイプの除去に比べるとシナジーのせめぎあいが美しいと感じるのは私だけだろうか。特にも《光器ペトローバ》の汎用性の高さにやっつけられてしまったこともあり、種族による強化がもっと生かせる組み合わせがないかを考えたりするわけです。
 最終的にたどり着いたのが「ミステリートーテム」という種族。おなじみ《呪紋の化身》を含む緑に分布する一族ですな。
 《光器ペトローバ》と抜群に相性の良いソイツは単品だと80円という涙が出るほどヘタレな評価を受けているわけでして、名前を《戦いの化身》というんです。
 《戦いの化身》は緑?でパワーは4000とやや貧相。相手は可能であれば「ミステリートーテム」を攻撃しなくてはならない。という能力を持っています。当時は攻撃を強制できるとはいえパワー4000の生物では並み居る強豪と良くて相打ち、悪くて玉砕といった状態だったのではないかと。次第に皆の記憶から忘れ去られた彼、《光器ペトローバ》とガッチリ握手でパワー8000に生まれ変わります。以前も述べたように《バザガジール・ドラゴン》は環境を完全に掌握できる強力カードでして、この強さってのは自身のパワーが8000あるってことが需要なわけです。つまりパワー7500までは毎ターン一方的に倒せるってことですわな。ほいで《バザガジール・ドラゴン》が8マナ必要なのに対して、このトーテムロックは5〜6ターン目に《戦いの化身》が登場したした時点で完成。
 例えば4ターン目《霊光の化身》、5ターン目《戦いの化身》であれば《霊光の化身》をタップしておくことで、相手生物群はパワー5000の《霊光の化身》と殴り合い負ければ墓地送りと相成るわけですよ。
 5ターン目《戦いの化身》、6ターン目《光器ペトローバ》であれば8000以下の生物を全滅させられますよと。
 8枚のマナ加速で4ターン目に《戦いの化身》を出せば、5ターン目に小型生物を殲滅可能。時間稼ぎに《時空の守護者ジル・ワーカ》と相手ターンだけ自軍を+2000する《曙の守護者パラ・オーレシス》とも相性抜群。
 つことでパワーの初期値が高い「ミステリートーテム」を強化することで【ブロッカー】をある程度無力化。最終的には《呪紋の化身》が登場するので【S・トリガー】対策も万全。ということで『CPUには』敵なしの勝率。リアルでは手札破壊に弱く、単体除去に弱く…と見る影もないのが実状ですが、カジュアルであれば十分な強さを発揮してくれますよってなもんで。以下レシピ。

4 光器ペトローバ
4 時空の守護者ジル・ワーカ
4 曙の守護者パラ・オーレシス
2 殺戮の化身
3 呪紋の化身
4 青銅の鎧
4 戦いの化身
4 霊光の化身
3 ディメンジョン・ゲート
4 フェアリー・ライフ
4 母なる大地
 忙しいと合間に逃避したくなるのは常ながら、今回はPS版デュマスのおかけで巧く昇華できてますよコレ。
 今回は白緑のデッキなんつものを考えたり考えなかったりしてみましたよ。
 巷で噂になった《霊光の化身》という生物は白緑?でパワー5000の生物。対象生物をタップできるというタップ能力を持ち、自身がタップ状態だと他の生物に【パワーアタッカー+1500】を付与してくれる。これに白緑?でパワー2500ながら【パワーアタッカー+3500】とターン終了時に自身をアンタップできる《霊峰の守護者ルキア・レックス》なんかを組み合わせてみる。
 つまり《霊光の化身》で対象生物をタップすると《霊峰の守護者ルキア・レックス》は攻撃時パワーが7000になる。この2体でタップ&デストロイ、場を制圧してしまおうと考えたわけですよ。ですが残念、速攻に間に合わないばかりか攻め手に欠ける中途半端な仕上がり。
 《霊光の化身》自体はとても強く、除去されない限りは獅子奮迅の働き。【ブロッカー】を並べられると苦しく、序盤の展開力が低いことから色を加えてみることに。考えても見ればDMというゲーム、2色どころか3色だって安定するんだから別に白緑に拘る必要もなく。
 ということで【ブロッカー】対策として《ピーカプのドライバー》と《ストームジャベリン・ワイバーン》を追加。特に《ストームジャベリン・ワイバーン》は《霊光の化身》と組み合わせるとパワー8500まで墓地送り。これは美味しい。
 さてここで新しいコントロール要素として、タップ状態を殴れる能力を持つ生物の投入を考えてみた。《ビクトリーのナイフ》と《砕神兵ガッツンダー》のことね。《ビクトリーのナイフ》は赤?でパワー2000とやや貧相ながらアンタップ状態を殴れる生物。《砕神兵ガッツンダー》は赤?でパワー1000ながら相手生物が6000以上ならパワーが+9000されるという不思議生物。これらの投入は序盤を耐えるのには大変重宝するけれど、3000〜5000の生物に対しては今ひとつ効果が薄い。《ジージョのトンカチ》で強くすることも考えたけれど殴り返しに弱いという欠点が。さて困ったと思っていたら、CPUがイカス生物を使ってました。じゃーん、第9弾のスパレア《光器ペトローバ》です。
 《光器ペトローバ》は白?で3500の生物。対象の種族全てを+4000するという超強力な能力を持っています。しかも自身は呪文や能力の対象にならないという除去泣かせの存在。この《光器ペトローバ》を加えたことでこの3色ジャンク、実に面白いデッキに変貌しました。
 例えば3ターン目に《ビクトリーのナイフ》、5ターン目に《光器ペトローバ》でゼノパーツを指定することで《ビクトリーのナイフ》はパワー6000に加えてアンタップ状態の生物を除去できる状態に。
 毎ターン8000以下の生物を破壊できる《バザガジール・ドラゴン》が強力なことを考えれば、この状態がどれだけの優位であるかは説明する必要がないでしょう。相手は7000以上の生物を出して対抗するか《ビクトリーのナイフ》自体を除去しなくてはなりません。その間に《砕神兵ガッツンダー》を出してしまえば、今度は11000以上の生物が必要に。その間に次の《光器ペトローバ》が召喚され…と先手を取って相手生物を駆逐できる。もちろん前述の《霊光の化身》によるタップ能力のおかげで、タップ状態を殴れる生物でなくても殴り返しで場を制圧できるよと。
 いやはや、この《光器ペトローバ》という生物、実に強力。例えば《デーモン・ハンド》で墓地に送れない。《スパイラル・ゲート》で手札に戻せない。《トルネード・フレーム》で焼けない。《母なる大地》でマナゾーンに置けない。例外は対象を指定しない《ホーリー・スパーク》や《死の宣告》や《ストームジャベリン・ワイバーン》による直接打撃。タップ状態であれば殴れますが、なかなかタップしねーしな〜。
 そんなで強い《光器ペトローバ》。《凶星王ダークヒドラ》と並んで超絶な生物よねと。ちなみにレシピ。

3 光器ペトローバ
4 時空の守護者ジル・ワーカ
4 ビクトリーのナイフ
4 ピーカプのドライバー
4 砕神兵ガッツンダー
2 ストームジャベリン・ワイバーン
3 呪紋の化身
4 青銅の鎧
4 霊光の化身
4 霊峰の守護者ルキア・レックス
4 母なる大地

連ドラ組めず

2005年4月5日
暫定ながらプロモのリスト。

■確認済み
聖騎士サーベルフィーリ
聖清の精霊アムニス
ネオ・ブレイン
凶星王ダークヒドラ
邪獄ギリアム
魔刻の騎士オルゲイト
バルキリー・ドラゴン
ミラフォース・ドラゴン
機神装甲ヴァルボーグ
超竜ザシャック
超竜バハム
シータ・トゥレイト
シェル・ブリゲードγ
大昆虫ジェネラルマンティス
電脳聖霊グラリス
神滅竜騎ガルザーク
無双竜機ドルザーク
勇騎恐皇フォルテ

■PS2版オリジナル(クリア時入手)
聖神龍アルティメス
蒼神龍ウォルフィース
黒神龍ガルバロス
ボルブレイズドラゴン
ハルクーンベルガ

■未確認
光器エレーナ
アストラル・ネビューラ
サイキック・ビジョン
フューチャー・スラッシュ
ガルベリアス・ドラゴン
紅神龍バルガゲイザー
緑神龍ソウルガルダス
電脳奇面アンギラー
血風聖霊ザーディア

 けっこう泣けるのが《紅神龍バルガゲイザー》未収録という事実。だとすれば同時期発売の《光器エレーナ》も未収録でしょう。(使わねえって話もあるが)
 GBA版の付録である《アストラル・ネビューラ》や《ガルベリアス・ドラゴン》が未収録なのはわかる。《血風聖霊ザーディア》は13弾の能力【シンパシー】が含まれるから未収録ってのもOK。でも雑誌付録の《ネオ・ブレイン》が収録されて《フューチャー・スラッシュ》が追加されないのはどうよ。同様にコロコロ付録の《機神装甲ヴァルボーグ》が収録されて《緑神龍ソウルガルダス》、《電脳奇面アンギラー》が収録されないのはどうよ。どーよって「そーゆー」ことなんだろうけど。
 なんつか、このへんに出版社とか親会社とか政治的大人の事情を垣間見たね。
デュマス。【進化-V】生物である12弾の目玉、王様シリーズを活躍させようという話。今日は《蛇魂王ナーガ》のデッキ。
 先日触れたとおり、《蛇魂王ナーガ》はキマイラとマーフォークを【進化】元にする。場に出たときの効果は持たないものの、場を離れたとき全ての生物を破壊する。自身は青黒?マナ9000の【W・ブレイカー】、しかもブロックされない。《クリスタル・ランサー》の上位版だと考えれば弱いはずがない。ただし、コチラは【進化】元が2枚必要なのがガン。
 さてキマイラの最軽量といえば【スレイヤー】と【ブロッカー】を持つ黒?マナ1000の《ギガスラッグ》が最有力。デカブツと合い討ち取っても良し、3マナの【ブロッカー】なら速攻の出足を十分止められるコストだ。
 で、2種目を考えてみる。以後4マナ。
 手札破壊の【S・トリガー】生物《ギガバルザ》は黒?マナ1000で《汽車男》と互換。
 場に出たとき火か水の生物を墓地から回収できる《ギガレイズ》は黒?マナ2000。どちらも1枚アドバンテージが取れる生物。
 ちょっと話をそらしてマーフォークを考えてみる。最軽量は青マナ2000の【ブロッカー】持ち《フィスト・ブレーダー》。もはや確定。軽いってことは素晴らしい。
 問題は次。2マナで《パッション・マリアッチ》という場に出したとき4マナまでの生物を手札に戻さないと出せませんって生物がいる。バウンスして使いまわすってのは面白そうなんだけれど3マナには《フェイト・カーペンター》という生物がいて、こちらは場に出たときに2枚引いて2枚捨てるという能力を持っている。
 これは《フェイト・カーペンター》で青生物を捨てて《ギガレイズ》で回収するってーとシナジーが増すではないかということでキマイラ、マーフォークともに2種類目を決定しましたよと。
 黒の定番どころで《スケルトン・バイス》は安定ながら、今回は《フェイト・カーペンター》で捨てると美味しい《クローン・バイス》を採用。青黒定番《腐敗電脳メルニア》と《凶星王ダークヒドラ》で回収すべく《アクア・サーファー》を追加。
 流れとしては3マナ《フェイト・カーペンター》、4マナ《ギガレイズ》。5マナで様子を見て6マナで【進化-V】。殴れそうなら殴り、必要に応じて各種バウンスで《蛇魂王ナーガ》を手札へ戻し《神の怒り/Wrath of God》万歳。で、どーよ。
 ウィニーに対しては1マナ《フィスト・ブレーダー》と3マナ《ギガスラッグ》で耐え、コントロールには《凶星王ダークヒドラ》と《ギガレイズ》による墓地回収で対処。PS2版はバグで墓地の《凶星王ダークヒドラ》を場に出した《凶星王ダークヒドラ》で回収できないのが難ですが…。
 猿ランデスよろしく生物のギミックが複雑に交錯し《神の怒り/Wrath of God》万歳と涙を流すこともあるし、除去が細くて涙を流すこともある。カジュアル級ながらCPUを相手にするなら十分な強さ。とりあえず黄昏ミミ編はこれで攻略。
 リアルでは13弾で強力なマーフォーク【進化】生物である《パシフィック・チャンピオン》が追加され打撃力が大きく増。
 《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》のように勝利を確実にするデッキ構成ではないものの、中盤以降の圧倒的アドバンテージは子ども受けしそうな感。大会に持ち込むには《蛇魂王ナーガ》がやや高価なのが難といえば難かな。

王さま

2005年4月2日
 黒城編をクリアしたので、次は黄昏ミミ編へなだれ込む。ストーリーとはいっても基本的には同じで、各所で手に入るプロモに微妙な差異がある程度。キャラは変更しても戦績やDP(ゲーム中の貨幣)、カード、デッキなどは継承されるのでカード集めやDP集めのためにセコセコと試合を繰り返す必要がないのはありがたい。ほぼコンプ状態の資産から作りたいだけデッキを作ってテストプレイ宜しく回しましょうといった塩梅。
 今回は12弾の目玉、各種「王」を使いましょうということで《暗黒王デス・フェニックス》と《蛇魂王ナーガ》のデッキを作ってみました。《暗黒王デス・フェニックス》は黒赤?マナ9000の【W・ブレイカー】。壊したシールドは《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》と同様に直接墓地に落とす。加えて場を離れたときに相手の手札をすべて破壊するという恐るべきコストパフォーマンスを持つ。
 単体ではものすごく強いんですが、難点は【進化-V】だってこと。ファイアバードとドラゴンゾンビが場になければ出すことができないよと。最も軽い【進化】元は赤?の《クック・ポロン》、黒?《黒神龍ゼキラ》。黒赤?の《暗黒王デス・フェニックス》にマナカーブ上はつながっているように見えて、《黒神龍ゼキラ》は場に出したとき生物を1体生け贄にしなくてはならない。実際に4ターン降臨を目指すなら
 1ターン目1マナ生物召喚(実質《凶戦士ブレイズ・クロー》か《ねじれる者ボーン・スライム》のみ)
 2ターン目《クック・ポロン》召喚。
 3ターン目《黒神龍ゼキラ》召喚で1マナ生物を生け贄に。
 4ターン目《暗黒王デス・フェニックス》降臨…ということになる。
 それぞれの王が持つ場を離れたときに発動する能力のうち、《暗黒王デス・フェニックス》の手札を全て破壊するという能力は強いように見えて実際は効果が薄い。上記のとおり4ターン目に降臨したとして、王の攻撃でシールドは墓地に直接落ちるので手札は増えない。軽量火力によって【進化】元が倒されてしまうなら、当然その分手札は減っている。難度か回してみたけれど、手札から落とした手札は多くて1〜2枚。微妙。つまり高速で手札をダンプするウィニーには手札破壊自体の効果が薄く、中・低速のコントロールに対してはそもそも【進化】元を維持することが難しい。計3枚使うほど強くないってのが正直な感想か。うーむ、暗黒王とは名ばかり。残念。
 さて、じゃ《蛇魂王ナーガ》はどーよと組んでみることに。こちらはキマイラとマーフォークが必要ながら、割と面白い元がそろっているので期待してみましょう。続きは明日。

デッキ構築楽しい

2005年4月1日
 今日も今日とてデュマス。スクラップ&ビルド。
 MOのときも感じましたが、デジタル媒体によるデッキ生成はとても簡単。普段はエクセルで作った自作のツールで切ったり貼ったりするんですが、イラストを見ながら足したり引いたり、即座に回してマナカーブを確認したり。便利になったなぁ〜なんてことを考えるわけです。

 さて、便利になったんだからドンドン作って回してなかったデッキを試そうということで今日は《預言者ファルシ》と《転生プログラム》を使ったターボ転生デッキを考えてみました。

 《預言者ファルシ》は白?で1000の生物。墓地に落ちたとき呪文を1枚回収できるという能力を持っています。
 《転生プログラム》は青?の呪文で対象の生物を破壊する。生物が出るまでライブラリをめくり、その生物を場に出すというもの。
 相手の凶悪生物に使えば別の弱い生物(逆も然り)に転生させることができるわけです。

 相手に使うと不確定要素が多い《転生プログラム》ですが、ライブラリをコントロールしてから自分の生物に打てば、早いターンに大型生物を場に出すことができる。

 理想は2ターン目《預言者ファルシ》、3ターン目《転生プログラム》で大型召喚。しかもこの組み合わせだと、《転生プログラム》の処理中に《預言者ファルシ》が墓地に落ちるので、ファルシの効果でプログラムを回収できるんです。

 場に出す大型はやはり《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》。3ターン目に場に出たら、以後コレを止めるのは容易でない。PS2版には収録されていないけれどアンタップ状態を殴れるパワー7000生物の《ガトリング・ワイバーン》なんかも候補。同じような能力の《ガルカーゴ・ドラゴン》はパワーが6000では《無双竜機ボルバルザーク》で流されてしまうし《バザガジール・ドラゴン》はターン終了時手札に戻ってしまう。《勇神兵エグゾリウス》は【パワーアタッカー】なのが難で初期パワー4000はわざわざコンボ経由で場に出すほどでもない。ここは割り切って《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》を3〜5ターンに出して殴るというコンセプトで。
 5ターンでいいなら《コッコ・ルピア》から出してもいんでネとか言われると泣ける。

 残念ながらPS2版は先の《ガトリング・ワイバーン》に始まり、場の生物を全て手札に戻す【T・ブレイカー】《キング・アトランティス》とかパーツが微妙に足りないんだね、コレ。

 さて回してみると《預言者ファルシ》が手元にくるか否かで展開が大きく変化。《転生プログラム》は《ロジック・キューブ》でサーチできるけれど緑が入っていないので生物サーチは皆無。青のドローが頼みの綱。
 場に出たときライブラリを上から5枚確認して好きな順番で戻せる《アクア・アナライザー》なんかも組み込んでソレっぽくは動くけれどカジュアルの域を出ないというデッキに仕上がる。
 土台生物1枚で場を制圧できるほどこのゲーム甘くないってことだね。

 次は白緑の【ウェーブストライカー】。3ターン《フィーバー・ナッツ》から《雷鳴の守護者ミスト・リエス》、大量展開=大量ドローでウハウハ。《ホーリー・スパーク》でタップしてエンドでーすというのが理想。

 実際回してみると《フィーバー・ナッツ》微妙。4ターン目に《雷鳴の守護者ミスト・リエス》出すなら《青銅の鎧》で安定。《雷鳴の守護者ミスト・リエス》がいないとコスト下げてもやることなし。4マナあれば2マナを2体出せるわけで、軽量シフトのこのデッキとはかみ合わない。とにかく《雷鳴の守護者ミスト・リエス》が鍵なんだということと制圧力の欠如に頭を抱え、結果的に赤を足して《炎舞闘士サピエント・アーク》を入れてしまったという…。
 また、崩されやすい《マッチョ・メロン》は削って《ディメンジョン・ゲート》を追加。《ホーリー・スパーク》からの一斉攻撃は避けて《呪紋の化身》で固く固く。強くはなったけれど面白みのないデッキの完成。あえて野菜に絞って《光器ペトローバ》で一斉強化するほうが夢があっていい。どうも頭が固くていけない。

 最後はランデス。緑?の土地破壊呪文《マナ・クライシス》、同じく赤緑?の《焦土と開拓の天変》を主軸にして出足を止め、殴る度に1枚土地を壊す《ボルザード・ドラゴン》がジワジワと場をコントロール。最後は場に出たとき土地を2枚破壊する緑?生物《緑神龍ザールベルグ》を《母なる大地》で使いまわす算段。

 デュマスというゲームは手札=土地=生物、呪文でありんす。どんなに土地を削っても今引きしたドローをマナに変えて、強力生物や重呪文で場を建て直すことが可能。よってアドバンテージを取るという意味では手札破壊のほうが何倍もマシ。例えば《スケルトン・バイス》は黒?で2枚土地を壊す換算だし、《ゴースト・タッチ》でさえ黒?で土地を1枚壊せる換算。最軽量の土地破壊呪文である《マナ・クライシス》は緑?だからねぇ…。
 よって素早く相手の出足をくじくためには素早く土地破壊を打ち込まなくてはならない。《ラブ・エルフィン》で呪文コストを減らしたり、《エナジー・ライト》でドローしたりとやらなくちゃいけないことは多い。早々に《ボルザード・ドラゴン》を召喚し、《呪紋の化身》で【S・トリガー】を封じ…。
 これも難しいデッキのようですが、徐々にフィールドアドバンテージが広がる様は《猿神兵アッシュ》を使ったコントロールに通じるものがあるかと。細い勝ち筋でヒリヒリしたデュエルを楽しみたいならコレって感じの仕上がりでしたとさ。

 明後日の大会に持ち込めそうなネタっぽいのはないなぁ…。

気になるカード群

2005年3月31日
 レジェンダリーパック(1〜5弾)の中身。購入を検討している人向けの情報。生産中止パックはこんなで再販して欲しい。
 あ、普段は使わないけど《神々の逆流》と《逆転のオーロラ》は是非収録して欲しいなぁ〜。

■光
光輪の精霊シャウナ
真理の伝道師レイーラ
ホーリー・スパーク
翡翠樹
雷光の使徒ミール
碧玉草
蒼天の守護者ラ・ウラ・ギガ
暁の守護者ファル・イーガ
守護聖天ラルバ・ギア
ダイヤモンド・カッター
晴天の守護者レゾ・パコス
ロジック・キューブ
聖霊王アルカディアス
飛翔の精霊アリエス
牢黒の伝道師ミリエス
雷鳴の守護者ミスト・リエス
予言者コロン
鎮圧の使徒サリエス
天海の精霊シリウス
神魂の守護者シュノーク・ラー

■水
キング・ポセイドン
サイバー・ブレイン
アクア・ハルカス
キャンディ・ドロップ
狩猟魚
アクア・ビークル
アクア・ガード
クリスタル・パラディン
クリスタル・ランサー
ディープ・オペレーション
コーライル
ストリーミング・シェイパー
アングラー・クラスター
エメラル
アストラル・リーフ
アクアン
ハイドロ・ハリケーン
マリン・フラワー
アクア・サーファー

■闇
デーモン・ハンド
ダーク・リバース
ブラッディ・イヤリング
うごめく者ボーン・グール
ゴースト・タッチ
魔翼虫ジェノサイド・ワーム
魔獣虫カオス・ワーム
貪欲の影グレイ・バルーン
ロスト・ソウル
卵胞虫ゼリー・ワーム
ねじれる者ボーン・スライム
クリティカル・ブレード
絶望の魔黒ジャックパイパー
悪魔神バロム
荒廃の巨王ジェノサイド
いけにえの鎖
屑男
汽車男
暴食虫グレゴリア・ワーム
呪いの影シャドウ・ムーン

■火
クリムゾン・ワイバーン
ボルシャック・ドラゴン
銃神兵ディオライオス
トルネード・フレーム
不死身男爵ボーグ
喧嘩屋タイラー
凶戦士ブレイズ・クロー
クリムゾン・ハンマー
ボルザード・ドラゴン
バースト・ショット
小さな勇者ゲット
ガルカーゴ・ドラゴン
チッチ・ホッピー
ボルカニック・アロー
ブレイドラッシュ・ワイバーンδ
ツインキャノン・ワイバーン
ストームジャベリン・ワイバーン
解体屋ピーカプ
ポッポ・チャッピー
ブレイズザウルスα

■自然
トゲ刺しマンドラ
ナチュラル・トラップ
シビレアシダケ
青銅の鎧
アルティメット・フォース
大勇者「ふたつ牙」
鳴動するギガ・ホーン
大勇者「大地の猛攻」
マナ・クライシス
ラブ・エルフィン
大昆虫ギガマンティス
夜明けの超人
シェル・ポーチ
深緑の魔方陣
護りの角フィオナ
孤高の願
神拳の超人
威嚇するスマッシュ・ホーンα
巨翼の爪

 これらに加えて6〜12弾は全て使用可能。さらに追加でプロモとして双竜パックが入手可能。
 従来のプロモは現在調査中です。
 明け方までデュマス。
 触れば触るほど、微妙にバグが発覚していくPS2版。できない事には目をつぶって、できるところにだけ目を向ける方向で。
 さて、CPUアルゴリズムのおよそを把握したので、早々にデッキ作成ツールと成り下がってしまうか思いきや、マニュアルを読むとAIにルーチンを組んでプレイングを覚えさせられるらしい。
 とはいっても「ガンガンいこうぜ」とか「手札を大事に」とか、そんなレベルじゃないかとは思うんですが。

 ネットにつなげば他人様が育成したAIとか落とせるらしく、デッキとプレイングをネチネチと育てるのも面白そうではある。
 名のあるプレイヤーのAIはやっぱり強いね、勉強になるねなんてコトになるかもしれない。期待せずに待ちましょう。
 さて、消化試合を経て地味にプロモを集める日々。
 前述のとおりアルゴはつかんだので、ネタ風味のデッキを持ち込みたくなるのは人情というかなんというか。

 で、スパレアであるが故に集めることが困難で、強いんだか弱いんだか今ひとつ把握しきれないカード群も、PS2版なら1枚手に入れれば4枚投入できる。ということで組んでみました、11弾のスパレア呪文《憎悪と怒りの獄門》を使ったデッキ。

 《憎悪と怒りの獄門》は赤黒?の呪文で、相手よりもシールドの数が少ない時のみ唱えることができる。効果はといえば、コチラと相手のシールドの数を同じにするというもの。こちらが3枚、相手が5枚なら2枚削れるし、こちらが0枚、相手が5枚なら5枚削って双方丸裸。【スピードアタッカー】でガツンと殴れば勝利できるんじゃございません?という夢まみれのコンボ。

 相手から殴られるようなら知らないフリして生物出して、6マナの次点で《憎悪と怒りの獄門》。出しておいた生物がパンチすれば勝ち。これ理想。つかありえない。なにしろシールドを削る段で、相手はその【S・トリガー】を使うことができるので、あらかじめ場に生物を出しておくと破壊、バウンス、タップといった各種効果で無効化されてしまうかもしれない。とすれば、《憎悪と怒りの獄門》のあとに【スピードアタッカー】を出して殴るのが無難ながら、相手の【ブロッカー】を無力化しないと攻撃は通らない。
 なるほどこりゃ難しい。

 リアルには《逆転のオーロラ》という緑?の呪文があって、これはシールドを好きなだけマナゾーンに置けるという《憎悪と怒りの獄門》と使ってくださいといわんばかりのカード。しかし残念ながらPS2版には収録されていないので、シールドを自発的に削る方法と相手の攻撃を交わしつつマナを伸ばす方法を考えなくてはならない。
 《憎悪と怒りの獄門》自体が赤黒の呪文なので、足すとすればあと一色。マナ加速で緑かドローで青かといったところ。
 白は《ロジック・キューブ》で《憎悪と怒りの獄門》をサーチしたり《預言者ファルシ》で墓地から呪文を回収したりとおもしろそうではあるけれど微妙。黒の《黒神龍ブライゼナーガ》は場に出したときシールドを全て手札に入れることができるという黒?の生物。ここから《憎悪と怒りの獄門》を撃って、《黒神龍ブライゼナーガ》が殴って勝てるならそれに越したことはないんだけどね〜。
 緑はマナ加速に加えて《ラブ・エルフィン》による呪文コストの軽減、《呪紋の化身》による【S・トリガー】封じと希望がある。
 青はドローに加えて《ストーム・クロウラー》によるマナゾーン回収が手札破壊への対抗手段になっていてよさげ。
 結局のところコンボの成立速度を上げるか、コントロールに寄せてとどめに使うかのどちらかがガチへの近道。

 とりあえず仮組み(青入り)してCPUとスパー。中速デッキには青でドローしながら手札破壊に耐えつつ9マナから《憎悪と怒りの獄門》、《襲撃者エグゼドライブ》で勝ててしまう。速攻にも5ターン耐えて、《憎悪と怒りの獄門》から《腐敗電脳メルニア》アタックで勝ってしまう。あっれー、勝っちゃ駄目だろ、負けポイントがワカランじゃないか。

 なんつか6マナの呪文1発で一気に5枚もシールド破壊できるっていうポテンシャルは物凄く高いんだってことは確認できました。
 《凶星王ダークヒドラ》に続く温め甲斐のあるカードかも。
 PS2版デュマスこと「デュエルマスターズ邪封超龍転生(バース・オブ・スーパードラゴン)」を入手。今月厳しいとか言ってたのに結局買ったのかよとか思わないように。
 しかも休む。用意周到だ。

 起動。あくびの出るような感動のオープニングを経て「スタートボタンをおしてね」というメッセージに対象年齢の低さを感じる。もしかして、年齢制限とかあったんだろうか…と怖くなってパッケージを確認したりしなかったり。
 マニュアルを読むと「今作は5人のキャラから1人を選んでシナリオを進めます」とある。

 なるほど。ここは黄昏ミミに走るであろうという予想を裏切るためにも、春夏秋冬通じて上半身マッパ、ポスト緋沼アキラの呼び声も高い、黒い死神こと黒城凶死郎を選ばなかったら嘘でしょう。
 一言も喋らないのはキャラの演出なのかとおもったら、全キャラ喋りません。音声データ皆無。
 そうかそうか、プレステだと思って過信していたよ。GC版はフルボイスで四六時中ローディングしてるってのに、PS2版ときたら、あふぉみたいに派手な演出で終始ローディング。勢い余ってCDが飛び出すんじゃないかと思うぐらい終始ローディング。
 さすがにあまりにも派手すぎたのでウリの演出は切ってからゲーム開始。そしたらスゲ地味だしな〜。

 突如デュエルの世界に召喚された5人(+α)は元の世界に戻るため、何もかもデュエルで解決します。
 合言葉は「ならばデュエルで決着をつけよう」
 いいなぁ…。そんな世界で生きてみたい。
 例えば営業先で、社長なんとかウチの商品取り扱ってくださいよと粘るも最近は厳しいから…なんて断られそうになるや否や「社長、ではデュエルで決着をつけましょう」んで、勝ったら契約。前方不注意で交通事故を起こした場合も「デュエルで決着をつけましょう」んで、勝ったら10対0。国会で人権保護法を通す通さないも「デュエルで決着をつけましょう」んで、勝ったら廃案。ステキ。

 システムはルーリング準拠でほぼ完璧。同一ターン内の優先処理とかも手動で選択できる。ちなみにGBA版は自動。画面レイアウトはやや見難い。相手の手札や場のカードなどはこちらがカードを選択できるときのみ確認できる。GBA版は逐次確認可能。マナゾーンのカードが色毎に並べ替えされないのも気になった。GBA版は自動で並べ替えられる。ローディングが長いというか各クリーチャー毎に効果が発動するのが面倒。例えば《呪いの影シャドウ・ムーン》で全ての黒生物が+2000されるとした場合、4体黒い生物がいると4回演出が入る。【T・ブレイカー】なんて場合、同じムービーを3回見せられる。辛い。(※ボタン連打で緩和できました)

 展開としてはデュエルに勝つと小銭が貰えて、それでパックを買うという往年のサイクルを経てカード収集。最初は1〜5弾から選ばれたカードが詰まったパック(レジェンド)、6弾、7弾、8弾、9弾のそれぞれをお買い求めくださいってなもんで。
 セコセコと小銭を集めてパック買ってを繰り返し、安価で試合展開も早いことを鑑み赤黒速攻で攻略することに。

 さて、散々叩いたので持ち上げましょう。
 なんとネットプレイはサーバ接続料が無料。
 しかも1度手に入れたカードはデッキに最大4枚入れることができる。なので4枚集める必要がない。GBA版との大きな違いですな。
 カード集めに時間が掛かればかかるほどサーバは閑古鳥が鳴く羽目になる。鑑みたかどうかはともかくデッキ作りはサクサク進み、割とソレっぽいパーツでデッキを組みシナリオを進めましたよと。

日記というか転載

2005年3月28日
 4月以降の一般公開に伴いDM-FAN用にブログを作りました。
 基本的にはいつもの日記。関連しそうな部分だけ転載しますよと。
 よしなに。

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