殺す気か

2005年10月22日 日常
 委託を受け、祭りの撮影をすることに。久しぶりにドタバタする。
 プレイベント開始早々からあいにくの雨で、ゴミ袋でD70を囲っての撮影。なるほどと思ったのがブン屋の使っていた雨天用の覆い。レンズフードに取り付ける形で、フードがレンズに雨が当たるのも防いでくれる。さすが毎日飯の種を探しているだけあって、苛酷な環境にも耐えうる装備をそろえているなと関心。こちとらそんな装備を望むべくもなく。輪ゴムとセロハンテープを駆使してゴミ袋でD70を完全防備。結露だけは簡便な。

 さて夕方までの撮影を終えて、本番の夜間撮影。Luck氏の協力もいただいて、現地までは上司に搬送される。やはり降り続く雨の中、傘によるサポートを受けつつ撮影するも、行事の合間がやたらと長い。仮眠は取ってきたものの、とにかく寒さと雨による追撃がキツい。
 当初の予定では山頂からイベントの進行に合わせて下山してくるはずだったのだが、寒すぎてギブ。両親の協力までもらって車を山頂まで届けてもらい暖を取る。こんな過酷な撮影は初めてで、普通はこの天候なら確定で延期になるよなぁ…と悪態をつく。深夜から明け方にかけて寒さと戦いながらの撮影を経てようやく辺りが明るくなったところでLuck氏とは別れる。ここからは徒歩による移動と撮影。これまた雨が撮影を困難にするわけでして、途中からは記録写真と割り切る。こんなんどうやっても無理だってばと言い訳しながらの撮影。
 メインとなる神輿が国道と合流すると雨は激しさを増す。挙句とどろく雷鳴はどうか。神輿担ぐ連中のテンションは上がるが、取り巻きのテンションは下の下。徹夜と寒さで疲労もピーク。ここが正念場とシャッターを切るが、レンズの内側が結露してしまって撮影断念。
 結局、祭りの最後の最後を納めことができないという体たらく。合流したLuck氏に持たせた「写るんです」が最後の砦。とりあえず、なんでもいいから写しとけと、そんなノリ。
 細かな片付けに付き合いつつ、昼過ぎまで拘束されて無事放免。
 2年後にまたあるそうだが、次は別の人に頼んでくださいと正直思った。つかマジ雨は勘弁しろと。

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