《タイラーのライター/14弾》
 仕事の合間を縫って大会の様子を伺う。結果は1戦落としての2位。やはり忙しい合間は縫うに縫えない。前日に集まって調整していた頃が懐かしい。
 とにかく調整する時間がなかったのでトーテムと赤単だけを持っていく。ハイドロ、漢、パペット、4色アッシュ、4色除去など構想はあったもののいかんせん時間が…。
 脳内補完には限界があるので赤単で出陣。速攻ってデッキは相手の展開に寄らずやることが同じなので詳細はパス。試合中の雑感などをまとめてみましたとさ。

 1試合目、【ウェーブストライカー】。
 3体そろうと能力が発動する【ウェーブ】は、パーツが比較的安価なこともあって子どもたちには根強い人気を誇っている様子。さて、【ウェーブ】の弱点は3枚場に揃わないときのフォロー。それはドローであったり、墓地利用だったりするわけなんだけれど、そんなことさせる暇は与えないのが速攻の常。《予言者ラメール/11弾》を《ボルカニック・アロー/03弾》で焼き、能力発動を抑止しつつ【スピードアタッカー】生物でシールドを殴る。危うげなく勝利。

 さて、今まで【スピードアタッカー】といえばパワー1000で殴り返しが怖い《解体屋ピーカプ/05弾》か、手札に戻ってしまう《襲撃者エグゼドライブ/06弾》だったわけなんですが新しく加わった《タイラーのライター/14弾》は場に残る【スピードアタッカー】という点が地味に強い。《炎槍と水剣の裁/13弾》にも《地獄スクラッパー/14弾》にも勝てないけどね。

タイラーのライター
F/U/D14/3/2000+/ゼノパーツ
 自分のマナゾーンのカードがすべて火のカードであれば、このクリーチャーのパワーは+1000され、【スピードアタッカー】を得る。

 2試合目、《憎悪と怒りの獄門/11弾》。
 打撃と防御で様子を伺い、自分のシールドを0にして《憎悪と怒りの獄門/11弾》による逆転勝利を狙うデッキ。PS2版でなんども触ったデッキタイプなので弱い部分も知っている。弱点といっても何の事はない、《獄門》の6マナが貯まる前に殴り殺せばいいだけの話。手札を破壊され尽くすも、計12枚の【スピードアタッカー】のどれかを引けば勝つという状況。ほどなく引いて勝利。《獄門》で勝つにはコンセプトがやや甘い感じか。

 3試合目、除去コン。
 まぁ、これを倒しとけば優勝かなと思っていた輩。やはり当てられちゃいました。【ブロッカー】から粘り、【チャージャー】でマナ加速するという往年の除去。《パクリオ/15弾》も《魂と記憶の盾/11弾》もなく拍子抜け。ところがシールドあと2枚というところで《地獄スクラッパー/14弾》がトリガーして戦線はズタズタ。《放浪兵エルジージョ/14弾》が墓地に落ちて1マナ削れたのも痛い。割った手札と豊富なマナで場を再構築され、《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン/06弾》が降臨して負け。2本目は順当に殴ってこちらがいただく。さあ、問題の3本目といったところで手札には3枚の《ボルカニック・アロー/03弾》…。シャッフル地獄はこちらに災いしたようで、本体に攻撃が通せず負け。残念。
 さて、この除去の面白いところは序盤のドローを《エマージェンシー・タイフーン/11弾》にまかせ、中盤《リバース・チャージャー/08弾》で回収するという部分。対速攻にチューニングしてある感じ。やはり地方の叩き上げはやっかい。もう一つは《スカウト・クラスター/09弾》という青の【ブロッカー】を使っていたこと。

スカウト・クラスター
W/C/D09/3/4000/サイバー・クラスター/
【ブロッカー】
 このクリーチャーがバトルゾーンにある間、自分の他のクリーチャーがバトルゾーンに出たとき、このクリーチャーをバトルゾーンから自分の手札に戻す。

 殴れる【ブロッカー】という青には珍しい生物で、これまた豊富なマナを駆使して手札に戻るデメリットを巧くカバーしていました。パワー4000というのも《無頼勇騎ゴンタ/10弾》や《放浪兵エルジージョ/14弾》をメタった故か。色も緑に手を出さず、青黒赤としぼって事故を防いでいた模様。苦労のあとが見えました。それに比べて、こちとらデッキもプレイングも考えてませーんって感じでちょっと恥ずかしかったですよ、えぇ。

 気を取り直して4戦目、青黒。
 紙の束と侮っていたら、豊富な【S・トリガー】でポロポロと生物は墓地に落とされる。手札に抱えた2枚の《火炎流星弾/06弾》のおかげでことなきを得たものの、終盤に巻き返せない速攻の弱さを再確認したりもした。
 さて白か青の生物が場に居ると出したとたんに死んでしまう《螺神兵ボロック/14弾》なんですが、積んで2枚かな。怖くてこれ以上積めませんよ。この段で男らしさに欠けるわけでして、やはりわたしは速攻向きではないなとか思うね。
 余談だけれど、隣の卓で《ハイドロ・ハリケーン/04弾》が炸裂していた。大きなお友だちが少なかったら使おうと思っていたけれど、本戦前に沢山《ボルバル》見たもんだからさ〜。
 現状のデュマスってガチとネタにあきらかな差があんだよね。そろそろ古いカード削ってカードプール整理してくんないかなぁ…。

 5戦目、赤緑タッチ黒。
 トップが1-2でマッチ落として、わたしが2-0ならタイで再戦だと期待しつつ試合開始。《幻緑の双月/14弾》からマナ加速する相手に対し、殴り返しも【ブロッカー】も気にせずにバックンバックン殴る私。トリガーした《ディメンジョン・ゲート/06弾》で《幻緑の双月/14弾》を引っ張ってくる相手に対してムダに警戒するわたし。7マナでなにを出そうってのよ…。結局のところ御大は馳せ参ぜず勝利。こりゃ勝ったかなと楽勝ムードの心境をおくびにも出さず謙虚にシールドを殴って2本目も勝利。結局マナ加速の末に何をするデッキなのかを聞かないでしまった。

 さー、どーよと結果を確認するも3戦目の除去コンは2-1で勝ち。1マッチ足りず2位。ま、1試合負けてること考えたら上出来か。ということで10弾を7パック、《進化設計図/14弾》のプロモをゴチって帰宅しましたとさ。パックから《黒神龍ブライゼナーガ/10弾》という微妙スパレアもゴチ。これは《獄門》を使えという先触れなのか…。

 まー、そんで色んなこと考えるんだけど、揚々と優勝パックを剥く高校生とか見ると、なんかスゲ隔たりを感じるわけですよ。なんか、すごい向こう側で遊んでいるなと。「出ますか」「出るけど高いよ」じゃコミュニケーションにならない。どーしたって世代の壁ってのは試合以外の部分で高くそびえてしまう。わたしが連中から得るものって少ないんだよな…とか考えちゃうと雑踏がとたんに嫌になるしな。
 なにをするにも自分と同じぐらいの相手を探して楽しむのがイチバンだと思う昨今、社会人ゲーマーを探すなら、やはりM:tgに回帰すべきなのだろうかなんてラヴニカのリストを眺めたりもする。とりあえず毎週月曜に開催しているらしいアナログゲの集いに顔を出してみようかと計画。グダグダ進行でブチ切れてきそうだけどね。

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