デッキコンセプトとは
2005年8月21日 ゲーム
コンセプトってのは一般的には考えや概念を指す。広い意味だと既成概念を打ち破る新しい観点なんかのことも指す。で、デッキコンセプトってのはデッキのコンセプトだ。(そのままだ…)
どんなゲームのどんなデッキにもコンセプトは必要だと思う。コンセプトがないデッキはデッキじゃない。紙の束だ。紙の束じゃ勝てない。勝つために大切なのがコンセプトだ。行ったり来たりしてるけれど、とどのつまり、今日日のデッキ構築にはこのコンセプトが欠けていたということを痛感したという辺りから以下長文が続くわけです。
さてさてデュマスのデッキの話。私はイチかバチかの速攻デッキが嫌いだ。嫌いというか苦手。別に使えないわけではない、症に合わないというべきか。アドバンテージを稼いで圧倒的有利下で勝利を確実にするデッキが好きだ。もちろん時間制限という壁があるので限界はあるんだけど、その辺も含めてデッキってのは構築すべきとは常々考えています、一応。
ほいでまぁ、試合に持っていこうということで最終的な候補に上がったのが「白緑トーテム」、「黒青パペット」だった。黒ボルと赤緑速攻はあえてはずした。地方大会ではそこまでする必要がないと思ったから。パペットは手札破壊しつつ手札が増えるという夢のアドバンテージ発生デッキだが、勝ち筋が弱い。私はとにかく【S・トリガー】が怖い臆病者なのだ。なので必然的に《呪紋の化身》を含むトーテムを持ち込むことになったよと。
でスパー。旧来の赤黒アッシュのロックに比べたら、トーテムの
ロックなんてかわいいもんで、いとも簡単に抜けられてしまう。
考えてみるとどちらつかずのカード選択が多い。役に立つときもあるけれど、役に立たないこともある。噛み合わない。よく考えていないんだから噛み合うわけも無いんだけど。
そこで思ったわけだよ、このデッキはコンセプトが練りこまれていない。どこ行ったコンセプト。考えろ白緑トーテムの良さは何か。4ターン目《霊光の化身》、次のターン《戦いの化身》でパワー5000以下を殲滅できることだろと。さらに《光器ペトローバ》を交えることで場を完全に制圧することだろと。
ならば汎用性を削ってでも、この制圧能力を前面に出すべきじゃないかとなった。重めのカード群を見直し、6マナ圏呪文のシナジーを検討した。結果として交換されたカードは数枚に過ぎないのだが「なんとなく」入れていたカードは無くなった。どのカードにも選択した意味があるってこと。コンセプトはトーテムを使った早期制圧。リストは下記。
4 光器ペトローバ
4 光器ユリアーナ
4 霊光の化身
3 呪紋の化身
4 戦いの化身
4 幻緑の双月
4 青銅の鎧
3 アポカリプス・デイ
3 ディメンジョン・ゲート
4 母なる大地
3 シャイニング・ディフェンス
改善点は次のとおり。
《フェアリー・ライフ》*4→《幻緑の双月》*4
《ゲット・レディ》*3→《ディメンジョン・ゲート》*3
《シャイニング・ディフェンス》*4→*3
《アポカリプス・デイ》*2→*3
これだけ。なんのことはない、5マナの《ゲット・レディ》、期待値は1〜3なんだけれど、手札を増やすことよりもパーツを揃えることのほうが大切だってこと。《幻緑》は《アポカリプス》の確実性と《ディフェンス》のシナジー、《青銅の鎧》と同じくビーストなので《光器ペトローバ》の恩恵を得る可能性があること。
これでやっと赤緑とはタイ、赤黒には後手不利程度の勝率となった。ちなみに黒青パペットには大敗。ハンデス対策はしようがない。そんなでボルなしで勝ちに食い込みたいという願いにも似たデッキ「白緑トーテム」は完成したわけですよ。寝る前に触ってよかったってのは当日思ったんだけどね。
続きます。
どんなゲームのどんなデッキにもコンセプトは必要だと思う。コンセプトがないデッキはデッキじゃない。紙の束だ。紙の束じゃ勝てない。勝つために大切なのがコンセプトだ。行ったり来たりしてるけれど、とどのつまり、今日日のデッキ構築にはこのコンセプトが欠けていたということを痛感したという辺りから以下長文が続くわけです。
さてさてデュマスのデッキの話。私はイチかバチかの速攻デッキが嫌いだ。嫌いというか苦手。別に使えないわけではない、症に合わないというべきか。アドバンテージを稼いで圧倒的有利下で勝利を確実にするデッキが好きだ。もちろん時間制限という壁があるので限界はあるんだけど、その辺も含めてデッキってのは構築すべきとは常々考えています、一応。
ほいでまぁ、試合に持っていこうということで最終的な候補に上がったのが「白緑トーテム」、「黒青パペット」だった。黒ボルと赤緑速攻はあえてはずした。地方大会ではそこまでする必要がないと思ったから。パペットは手札破壊しつつ手札が増えるという夢のアドバンテージ発生デッキだが、勝ち筋が弱い。私はとにかく【S・トリガー】が怖い臆病者なのだ。なので必然的に《呪紋の化身》を含むトーテムを持ち込むことになったよと。
でスパー。旧来の赤黒アッシュのロックに比べたら、トーテムの
ロックなんてかわいいもんで、いとも簡単に抜けられてしまう。
考えてみるとどちらつかずのカード選択が多い。役に立つときもあるけれど、役に立たないこともある。噛み合わない。よく考えていないんだから噛み合うわけも無いんだけど。
そこで思ったわけだよ、このデッキはコンセプトが練りこまれていない。どこ行ったコンセプト。考えろ白緑トーテムの良さは何か。4ターン目《霊光の化身》、次のターン《戦いの化身》でパワー5000以下を殲滅できることだろと。さらに《光器ペトローバ》を交えることで場を完全に制圧することだろと。
ならば汎用性を削ってでも、この制圧能力を前面に出すべきじゃないかとなった。重めのカード群を見直し、6マナ圏呪文のシナジーを検討した。結果として交換されたカードは数枚に過ぎないのだが「なんとなく」入れていたカードは無くなった。どのカードにも選択した意味があるってこと。コンセプトはトーテムを使った早期制圧。リストは下記。
4 光器ペトローバ
4 光器ユリアーナ
4 霊光の化身
3 呪紋の化身
4 戦いの化身
4 幻緑の双月
4 青銅の鎧
3 アポカリプス・デイ
3 ディメンジョン・ゲート
4 母なる大地
3 シャイニング・ディフェンス
改善点は次のとおり。
《フェアリー・ライフ》*4→《幻緑の双月》*4
《ゲット・レディ》*3→《ディメンジョン・ゲート》*3
《シャイニング・ディフェンス》*4→*3
《アポカリプス・デイ》*2→*3
これだけ。なんのことはない、5マナの《ゲット・レディ》、期待値は1〜3なんだけれど、手札を増やすことよりもパーツを揃えることのほうが大切だってこと。《幻緑》は《アポカリプス》の確実性と《ディフェンス》のシナジー、《青銅の鎧》と同じくビーストなので《光器ペトローバ》の恩恵を得る可能性があること。
これでやっと赤緑とはタイ、赤黒には後手不利程度の勝率となった。ちなみに黒青パペットには大敗。ハンデス対策はしようがない。そんなでボルなしで勝ちに食い込みたいという願いにも似たデッキ「白緑トーテム」は完成したわけですよ。寝る前に触ってよかったってのは当日思ったんだけどね。
続きます。
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