メタを読む

2005年6月26日 ゲーム
メタを読む
 デュマス。箱開けした悲喜交々は記さず。大型セットって最低でも4箱は買わないと単品負けするんだよね。さすがにそんなに買えないし。つことでメタを読むというか投資先をある程度検討しましょうという話。
 
 誰もが強いと思っているカードを単品で買おうと画策すれば、そりゃー多大な出費が伴うのは当然でして、価格が安定するまで様子見すべきかスタートダッシュ掛けるべきか把握が難しい。
 前回13弾の発売時のデッキタイプは見事に『ボル』と『除去』に2分されていたおかげで、新しいカードが活躍する機会というのが幸か不幸かまるでなかった。購入する側の立場で言えば《炎槍と水剣の裁》だけ買えば良かった。
 
 今回の殿堂採用は購入する側としては辛く、売るほうとしては力の入れ時だなとか思ったり思わなかったりする。大型セットはカード総数が多いので、目当てのカードをパックから引く確率はとても低い。そのため単品に人気が集中するのだけれど、価格設定イカンによってはパック自体の売上も大きく変動してしまう。

 単品で売りたい衝動を押さえて、パック買ったほうが特なんじゃない?と購入する側に思わせないと駄目なわけさ。つことでピンで欲しいカードを手に入れたい要求を巧く昇華するためにもどれがピンなのかを見極める必要ってのはあるなと。

 別に単品で散財する言い訳を書きなぐっているわけではない。毎度のことながら。

 さて、まずは現状のデッキタイプってのを考察してみようじゃないか。何度も何度も言うけれど、デュマスのデッキタイプってのは殴るか殴らず勝つかの2種しかない。どう殴るかって点が違うことを除けばどれも似たようなコンセプトになるわけだよ、コレ。
 じゃー思いつくまま並べてみようそうしよう。

『速攻』 …赤単色、黒赤、白赤、赤緑
 殴られる前に殴る。初心者でもなんとなく戦え、中級者なら勝ち越し、慣れれば天下狙えるポテンシャル。いつの時代も華麗なマナカーブを描き出す、殴る、出す、殴るで世の中渡ってきた。【S・トリガー】に弱いのは仕方ない。
 もとから4ターン目《スケルトン・バイス》に泣かされることは少なかったので殿堂は追い風にならず。14弾もマナカーブが崩れるので『クロスギア』を導入したくないというのが正直なところ。後半の息切れを解消するようなカードは入らなかったけれど《タイラーのライター》という3マナ【スピードアタッカー】を得た赤単は唯一強化されたかも。

『中速打撃』 …WS白緑、WS白赤緑、サバイバー
 【ウェーブストライカー】は3体場に出すと効果発動する能力。14弾での変更点がまったくないのは幸か不幸か。【S・トリガー】である《地獄スクラッパー》と《アポカリプス・デイ》の被害を最大限受けそうな感じしますが。早々に手札を消費して《ゲット・レディ》や《トリプル・ブレイン》で手札補充なんてサイクルが組めれば…って期待の要素はあるけどね。種族がバラけるので《口寄の化身》なんかも期待できる。《スケルトン・バイス》が減ったのは追い風。

『中速打撃』 …緑単色、ボルバル赤緑、種族・ビースト、種族・スノーフェアリー
 緑単は《シャムシャム・カブキリ》、《レベリオン・クワキリ》を主軸に《激昂するダッシュ・ホーン》や新戦力《クラウド・メイフライ》を交え、速攻同様ボクボクと殴るしかない芸のないデッキ。《フェアリー・ギフト》で2ターン目に《レベリオン・クワキリ》が出ちゃうとか頭悪い。緑単色はパワー高いだけの木偶の坊感が強かったが、今回《ネオ・スレッジハンマー》という装備品で決定力を得た感じ。ちなみに《ネオ・スレッジハンマー》はブロックされてもシールドを1枚破壊できるという【ブロッカー】対策が乏しい緑の福音。
 マナゾーンは赤緑レインボーでも単色能力が発動することを利用すれば《無頼勇騎ゴンタ》、《無頼勇騎ウインドアックス》、《無双竜機ボルバルザーク》も積める。これまた種族がバラけるので《口寄の化身》に期待が募る。ちなみに《ゴンタ》1枚で「ヒューマノイド」兼「ビーストフォーク」なので2枚引けてしまう。インチキ臭い。
 ビーストは《幻緑の双月》を得て序盤のマナ加速に拍車が。《誕生の祈》といった定番で【進化】をサーチしつつ…という流れ。どちらかといえば限りなく速攻に近いスピードで殴らないと勝てないのが生物ギミックの限界なわけでして、マナ加速して《大勇者「鎖風車」》で回収なんつーマナフロド的パーツを組み込むかどうかで違ってくるかな。

『中速打撃』 …青単色、種族・漢(ヘドリアン)
 強そうに見えた、という最終的な結論に達した《パシフィック・チャンピオン》や《フィスト・ブレーダー》など軽量進化で赤除去に耐えつつ、ドローを交えて終盤《クリスタル・パラディン》につなぐのが青単色の流れ。【ブロッカー】対策はともかく、回避能力に乏しいので除去と手札破壊には成す術なくってのが今までの結果。殿堂採用では「引く」が「捨てさせる」を上回るので除去されにくい生物でのパンチは除去系への大きなプレッシャーとなる。しかもブロックできなくなる《インビジブル・スーツ》という装備品は、青や黒の殴れない【ブロッカー】を全否定。
 もしかすると引く、出す、殴るで勝てちゃう黄金時代が到来するかもしれない。
 引いて殴る青単色とは対称的に、手札破壊することでアドバンテージを取る漢デッキは「ヘドリアン」を《超電磁妖魔ロメール》に進化させて決着させる。《スネーク・アタック》で博打をかけずに《ヘル・ダブルクロー》でジワジワと殴るのがオシャレか。【W・ブレイカー】を持つ《腐敗電脳メルニア》が《凶星王ダークヒドラ》でループしたら大変だね…。

飽きたので続きはあとで

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