結論から言うと物凄く楽しかった。
 これ以上ないくらい夢のような空間でしたよ。

 頭脳スポーツふれあい体験広場の様子は6月11日に仙台市サンフェスタで開かれました。
 若干迷子風の雰囲気を楽しみつつも会場に無事到着。会場となるサンフェスタは大変立派な施設でして、なんつか協会のパゥワァの大きさを感じたり感じなかったり。
 さて、会場内には早くも子連れの親子が頭脳スポーツに興じているじゃありませんか。受付でパンフをいただき撮影許可をいただきつつ散策開始。
 まず驚いたのが会場の広さ。そして空調と休憩スペースでした。デパートで泣き出す子どもたちの大半は室温と飽きからストレスを感じるわけです。その辺よく解っているなぁ〜というか参考になるなぁ〜というか。
 参加者は子ども連れが多く、息子連れてって正解だったというか、大きなお友達だけだと浮いた可能性も…。とにかく目線が子どもや親御さんに向けられていて、健全なスポーツとしての位置付けをアピールしている風。とにかく善意の第3者だけでコミュニティーってのは作れない。そういう輩への根本的な対処ってのはいつの時代も課題になるんだよね。とにかく良いイメージで認知されるといいなぁと思うわけです>頭脳スポーツ

 で、展示してあるゲームはなんと係員に頼めば遊ばせてもらえる。ヴィラパレッティ、ガイスター、ミッドナイトパーティー、頭脳絶好調など有名だけど遊んだことない作品多数。
 「これで遊びたい」と子供たちの求めに応じ、笑顔で接する係のお姉さんが印象的。
 折角なので、「こういうパッケージで売ってますよ」って意味も含めて、当日遊べた作品も展示すべきだと思いましたとさ。まぁ企業広告になっちゃうからバランスが難しいとは思うんですけど。
 さてさてボドゲは高価なのが難点でして、無料で触らせてもらえるなんて嬉しい限り。なんなら手も洗います。手袋もしますよってなもんです。つことで係のお姉さんにお願いして「ミッドナイトパーティー」を触らせていただいたわけですよ。

○ミッドナイトパーティー
 ミッドナイトパーティーは城のパーティーに招待された客を、城に住むお化けから逃がしましょうというゲーム。サイコロには1〜5とお化けマークが。プレイヤーは出目に等しく客コマを移動させるのですが、お化けマークが出ると城に眠るお化けが動き出します(3歩ずつ)。地下から回廊に出たお化けに追いつかれると、客コマは地下に閉じ込められてしまいます。出目に恵まれれば客コマは出口から城の外に逃げ出せます。最初につかまったコマから順にマイナス点が書かれた場所に置かれます。早くつかまるほど大きなマイナス点。マイナス点が少ない人の勝ちです。良くできているのが、お化けコマは中が空洞になっていて、客コマにかぶせることができる。捕まえたよ〜という演出になってるんですよ。ドイツゲーの旨味みたいな部分ですな。
 で、ルールの説明をしていただき、帝王、係のお姉さん、私の3人でプレイ。お化けマークが出ず回廊をグルグルグルグルグルと周回したんですが、思い出したように連続でお化けマーク。忍び寄る魔の手。次々と問答無用に捕らえられていく客。考えようによっては凄惨なゲームだよね。結果は係のお姉さん圧勝。
 さて、これはどんなよ寄ってきた小学生を交えて2回目に突入。お化けマーク出まくりで大量にかつ一斉に捕獲捕獲捕獲。あっという間に試合は終盤。係のお姉さんのステキトークで小学生を奮い立たるも係のお姉さん圧勝。
 圧勝って…。ルールが簡単なので子どもと遊べますって謳い文句に偽りはないなと痛感。ダイス目に左右されプレイ時間が安定しないのは難かも。アンバランス同様新規開拓に活躍しそうです。

○ラミィキューブ
 1〜13が書かれた4色のタイル(牌)を用い、手配をなくすことを競うゲーム。自分の番には山札から1枚引くか、手札から『同色連番』のタイルか『異色同数』のタイルを3枚(以上)1組で場に出せる。条件(1組を3枚以下にしない)が合えば、すでに場に出ているタイルも自由に組み替えてよい。場のタイル構成がめまぐるしく変動するのが面白い。 係りのお兄さんに親切に親切に教えていただきマッハでルール把握。本当スタッフの説明が巧みで尊敬しちゃいます。んでわかんねーんだコラ的な雰囲気皆無。解らなかったら解るまで教えますってなもんで本当尊敬します。
 ほいでまぁ通算で2回触らせていただいて帝王が2勝。これ、本当に面白いでした。今回のイチオシ作品。

○Make’n’ Brake(メイクアンドブレイク)
 お題の通りにブロックを積み上げるゲーム。難易度は3種あって、サイコロでタイマーの時間を決めます。ブロックの色や組み上げる形などお題は様々。中でも難易度3はちょっと考えないと作れない。思わず「腕が1本足りねぇ…」と口走ってしまいます。タイマーを使わなければ未就学児でも十分遊べるゲームに早変わり。知育ゲーとしても秀逸。ちなみにメビウスでは売ってませんでしたが会場で手に入りました。(しかも2割引き!)

○武蔵
 武蔵は箸を使って丸太を積み上げ塔を作るゲーム。普段の箸使いが試されちゃうという人の親としては微妙にやりにくい作品となってます。うわっ掴めねーのかよ的反応が怖いので我流の筆者には厳しいかなぁ…。箸の使い方が上手くなるということで作法ゲームとも呼ばれています。親子連れに人気で、ルールが簡単なことや視覚的にインパクトのあるもの(ブロックスとか)が好まれているなと感じました。

○ブロックス・デュオ
 ブロックスの2人専用版。従来のブロックスは角からスタートでしたが、デュオは中央部分の指定位置にブロックを重ねてスタートします。頭脳スポーツという言葉を知ったのも最近ながら、日本ブロックス協会なんつものがあるなんてのも最近になって知ったわけでして。んなんつかガチで殺り合えってことなんでしょうね。競技として確立したいのかな〜なんて思ったけれど言わず。どーでーもいーけど、ブロックの色はもう少し鮮やかな色のほうが良かったのでは…。

 他にもアップルトゥアップルやマッチファイブなどのお馴染みを愛で、触れるだけ触ってきましたとさ。(カタンだけは触らない方向で)
 つことで親子連れが1日楽しく遊べるという昨今にない素晴らしいイベントでした。大きなお友達も子ども達も等しく遊べる場の創出ってのは今後一層求められていくんじゃないかなぁとか思いましたよ。市で今度NPOとか一般団体向けに会場貸せる施設を駅前に準備するらしいからそんなのも考えたりしたいね。

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