明け方までデュマス。
 触れば触るほど、微妙にバグが発覚していくPS2版。できない事には目をつぶって、できるところにだけ目を向ける方向で。
 さて、CPUアルゴリズムのおよそを把握したので、早々にデッキ作成ツールと成り下がってしまうか思いきや、マニュアルを読むとAIにルーチンを組んでプレイングを覚えさせられるらしい。
 とはいっても「ガンガンいこうぜ」とか「手札を大事に」とか、そんなレベルじゃないかとは思うんですが。

 ネットにつなげば他人様が育成したAIとか落とせるらしく、デッキとプレイングをネチネチと育てるのも面白そうではある。
 名のあるプレイヤーのAIはやっぱり強いね、勉強になるねなんてコトになるかもしれない。期待せずに待ちましょう。
 さて、消化試合を経て地味にプロモを集める日々。
 前述のとおりアルゴはつかんだので、ネタ風味のデッキを持ち込みたくなるのは人情というかなんというか。

 で、スパレアであるが故に集めることが困難で、強いんだか弱いんだか今ひとつ把握しきれないカード群も、PS2版なら1枚手に入れれば4枚投入できる。ということで組んでみました、11弾のスパレア呪文《憎悪と怒りの獄門》を使ったデッキ。

 《憎悪と怒りの獄門》は赤黒?の呪文で、相手よりもシールドの数が少ない時のみ唱えることができる。効果はといえば、コチラと相手のシールドの数を同じにするというもの。こちらが3枚、相手が5枚なら2枚削れるし、こちらが0枚、相手が5枚なら5枚削って双方丸裸。【スピードアタッカー】でガツンと殴れば勝利できるんじゃございません?という夢まみれのコンボ。

 相手から殴られるようなら知らないフリして生物出して、6マナの次点で《憎悪と怒りの獄門》。出しておいた生物がパンチすれば勝ち。これ理想。つかありえない。なにしろシールドを削る段で、相手はその【S・トリガー】を使うことができるので、あらかじめ場に生物を出しておくと破壊、バウンス、タップといった各種効果で無効化されてしまうかもしれない。とすれば、《憎悪と怒りの獄門》のあとに【スピードアタッカー】を出して殴るのが無難ながら、相手の【ブロッカー】を無力化しないと攻撃は通らない。
 なるほどこりゃ難しい。

 リアルには《逆転のオーロラ》という緑?の呪文があって、これはシールドを好きなだけマナゾーンに置けるという《憎悪と怒りの獄門》と使ってくださいといわんばかりのカード。しかし残念ながらPS2版には収録されていないので、シールドを自発的に削る方法と相手の攻撃を交わしつつマナを伸ばす方法を考えなくてはならない。
 《憎悪と怒りの獄門》自体が赤黒の呪文なので、足すとすればあと一色。マナ加速で緑かドローで青かといったところ。
 白は《ロジック・キューブ》で《憎悪と怒りの獄門》をサーチしたり《預言者ファルシ》で墓地から呪文を回収したりとおもしろそうではあるけれど微妙。黒の《黒神龍ブライゼナーガ》は場に出したときシールドを全て手札に入れることができるという黒?の生物。ここから《憎悪と怒りの獄門》を撃って、《黒神龍ブライゼナーガ》が殴って勝てるならそれに越したことはないんだけどね〜。
 緑はマナ加速に加えて《ラブ・エルフィン》による呪文コストの軽減、《呪紋の化身》による【S・トリガー】封じと希望がある。
 青はドローに加えて《ストーム・クロウラー》によるマナゾーン回収が手札破壊への対抗手段になっていてよさげ。
 結局のところコンボの成立速度を上げるか、コントロールに寄せてとどめに使うかのどちらかがガチへの近道。

 とりあえず仮組み(青入り)してCPUとスパー。中速デッキには青でドローしながら手札破壊に耐えつつ9マナから《憎悪と怒りの獄門》、《襲撃者エグゼドライブ》で勝ててしまう。速攻にも5ターン耐えて、《憎悪と怒りの獄門》から《腐敗電脳メルニア》アタックで勝ってしまう。あっれー、勝っちゃ駄目だろ、負けポイントがワカランじゃないか。

 なんつか6マナの呪文1発で一気に5枚もシールド破壊できるっていうポテンシャルは物凄く高いんだってことは確認できました。
 《凶星王ダークヒドラ》に続く温め甲斐のあるカードかも。

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